英語は好きだが、苦手なんだ3 過去より

過去の話第3話目です。

高校受験が、中学英語を覚える最後の機会だったわけですが

この記事で、高校での勉強を振り返りながら、悪かった点を考えてみます。

さて、受験にも成功し高校に入学。
少し自信が生まれました。
また高校ということもあって、新しい環境で頑張ろうという気持ちも生まれ
それらが追い風になりました。

そこからは多少授業にも予習をする様になり、ちゃんと追いつける様になりました。

ただ以前として、授業で与えられたことだけを真面目にやる生徒でした。

二年の夏あたりから、打ち込んでいた部活も辞めてしまい、塾に行き始めました。

そこでも、最低限やってこなきゃいけない宿題はこなすものの、満足してしまって、それ以上は一切やらない日々を過ごしました。

それでも、一応学校で点を取ることは比較的難しくはなくなりました。

 

大学受験の時期が近づき、ここで初めて現実を知りました。
自分の通っている学校でやっている勉強とセンターや私大、国立大など全国の試験のレベルの差に愕然としました。

自分の高校は当時、偏差値50超える位だった訳ですが
3年になって初めてわかったことが、一般受験する生徒が本当に少ないのでした。
なんと1クラス40人中、5人いれば良い方。

それ以外はほとんどが推薦で、自分たちが学んできたことを試す機会を持たずして大学に行くという生徒ばかり。

かくいう私は行きたい大学は確かに指定校にありましたが、行きたい学部はないという状態だったので、はなから一般受験をするつもりでした。

進学校の子のような勉強習慣というものが一切なかった私にとってセンター受験や難関校と言われる大学に手も足も出ない状態でした。

受験というナーバスな時期、勉強しなきゃという焦り、そして自分の周りで遊んでいる友達たちを見て、非常に肩身が狭いというか、羨ましく思う気持ちを抱えながら、勉強を続けました。

その時、与えられている課題だけをこなしていた私にとって、自分の学習の目標とか、勉強法だとか、効率というのを全然考えていませんでした。

ただ万然と悶々と、手探りで暗記を繰り返すような、辛い途方もない作業行っている感じがしました。

さらに復習をあまり繰り返さなかったことにより、覚えたことがどんどん抜け落ちていくという不安が強くありました。

大事なことをすぐ忘れていたり、解いても解いても、次から次へと分からないものばかりある状態に不安で、勉強自体に意味がないんじゃないかと思う時も多々ありました。


これらのものが自分を支配している状態で大学の試験を受けることとなりました。


いま思えば

身につけたことを点検しながら、一つずつ出来ることを増やして確実に成果にすること。

常に全体を俯瞰し、自分の位置は何処にあるのかを知ること。

これらが一切できていませんでした。


そして、1番大事なこと


興味感心を持って、意欲的に学習に取り組むこと。

塾や学校に頼りきりになって、与えられたことだけを学んでいたことが

自分の学習の限界を作ることになってしまっていました。


反対にいえば

以上のポイントをしっかり押さえ勉強に取り組めば、成果は面白い様に出せるということがよく分かったのです。


勉強が嫌いと思わない。
勉強に対して、コンプレックスがない。
『勉強は楽勝だし、楽しいですよ』と言える。

その方が人生楽しいですよね。
さて、過去の話まだまだ続きます。